便を出せずにいることはとても危険です。
これを解消したく便秘薬を使うことも必要です。
でも便秘薬を使いすぎると腸の動きが低下し自分の力で便を出せなくなります。
便秘薬の作用を把握しておくのも必要です。
■ いろいろある便秘薬
1 排便反射を誘導させる下剤
機械性下剤といい、便のかさを増やしたり柔らかくするタイプの下剤です。
2 浣腸や坐薬
直接腸に刺激を与えて便を出すのが浣腸で坐薬は炭酸ガスを肛門で発生させ腸の動きを誘導させます。
3 腸の刺激を高める下剤
刺激性下剤といい、腸の粘膜を刺激させ運動を促すタイプの下剤です。
成分はセンナや大黄やアロエなど入っています。
市販されている下剤のほとんどが腸の刺激を高める下剤が多くこの下剤は即効性があるので緊急時に使うのはいいのですが副作用もあります。
その他小腸刺激性下剤もあり、これはオリーブオイルやヒマシ油などです。
これは副作用が起こりにくい下剤です。
■ 便秘薬による副作用
便秘薬に頼りすぎたことにより自然の力で便を出す事ができなくなります。
これは筋力の衰えと同じ事で筋力は使わないと衰えます。
これと同じく腸も便秘薬に頼りすぎて動きが悪くなってしまいます。
腹部が膨らんでいるような感覚や不快感なども便秘薬により症状が出てしまい、下痢の症状も出てきます。
腸の刺激を高める下剤はアントラキノン系の下剤で長年これを使用していると大腸メラノーシスになります。
この症状は腸の壁にシミができ黒い色になり大腸の動きをさらに弱めます。
■ 漢方薬は便秘にいい
生薬を配合した漢方は便秘に効果のあると言われ11種類を厚生労働省が認可しています。
でも漢方薬に煎じる薬がありこの成分にはほとんどセンナや大黄が配合されています。
■ 漢方薬は副作用が少ない
副作用が少ない漢方薬として麻子仁丸(ましにがん)や防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)があり、薬局で売られています。
これらは小腸に効き目があります。
防風通聖散は大黄の成分が少なく大黄甘草湯(だいおうがんぞうとう)という漢方薬が含まれています。
便秘薬を使う場合、便を軟らかくするタイプの便秘薬や漢方薬をお勧めします。
アントラキノン系の便秘薬はお勧めできません。
